ブルンジでは1993年より10年以上続いた内戦の影響により国内のインフラの整備およびメンテナンスが十分に行なわれてこなかった。 内戦は、2006年9月に終結を迎え、復興と開発に向けた取り組みが進みつつある。
この取り組みにおいては、人口の90%が居住する地方部を含んだ開発が重要であるが、首都ブジュンブラと地方をつなぐ主要な交通はバスによるものとなっており、そのバス運行サービスは公共交通公社(以下、OTRACO)がそのほとんどを担っている。
OTRACOは、内戦前には100台超のバスを有しブルンジ全土にバス運行サービスを提供してきたが、内戦によりバスの適切な維持管理が…