ラオス-日本水道セミナー

2013年11月13日

11月11日から13日にかけてラオスのビエンチャン市で開催された「ラオス-日本水道セミナー」及び関連イベントに参加しました。11日には、ラオスのチナイモ水道研修センターを訪問し、水道事業体職員の為に行われる研修や、研修センターの運営について話を聞くことが出来ました。12日には、厚生労働省主催の「ラオス-日本水道セミナー」が開催され、ラオス公共事業運輸省の代表から「ラオスの水道事情と日本企業への期待」について、日本水道協会の代表からは、「水ビジネスに係る日本水道協会の取り組み」について講演が行われました。更に、ラオス水道の発展に向けた日本の民間企業による提案と技術紹介があり、13日には、前日のセミナーで紹介された技術に関する日本の民間企業によるデモンストレーションが行われ、漏水管理の為の機材、砂ろ過装置、給水管分岐工事機材、水道事業効率化の為の情報管理システム等を見学しました。
ラオス政府は、2020年までに水道普及率を80%とすることを目指しています。ラオスでは、カンボジアと同様にJICAの協力を通して水道インフラの整備と水道事業に携わる人材の育成が行われてきましたが、今後はODAによる協力に加え、民間企業による水道サービス改善に向けた貢献も期待されています。

【画像】

チナイモ水道研修センター視察(11日)

【画像】

チナイモ水道研修センター(11日)

【画像】

水道セミナー会場の様子(12日)

【画像】

日本の民間企業による展示ブース紹介(12日)

【画像】

日本の民間企業によるデモンストレーション(13日)

【画像】

日本の民間企業によるデモンストレーション(13日)