第4回JICA水道プロジェクト間会議

2014年11月21日

今年で第4回目となるJICA水道プロジェクト間会議がラオスのビエンチャン市にて開催されました。2012年12月にカンボジア、ラオス、ベトナム、東ティモールの4ヵ国のJICA水道プロジェクト専門家及びカウンターパートが集まって開始された本会議も4回目となり、今年は、第1回会議からの参加国に加え、タイ、インドネシア、ミャンマーからも水道事業関係者が招待されました。本会議では昨年に引き続き「水道水を飲む文化の醸成」というテーマで、各国の現状と取り組みについて発表が行われ、意見交換が行われました。また、カンボジアの参加者からは、現在、取り組んでいる水道法の策定について発表が行われ、各国の水道関連法について質疑応答が行われました。意見交換は、本会議の場だけでなく、休憩時間や昼食時間にも及びました。近隣諸国の水道事業関係者が一堂に会した場で、参加者それぞれの関心事項について情報交換が行われ、人的ネットワークも構築出来た非常に有益な機会となりました。

これまでのJICA水道プロジェクト間会議の概要

  開催日及び開催地 主なテーマ 参加国
第1回 2012年12月14日
カンボジア・プノンペン
給水サービス管理の為の業務指標
配水管網再構築に係る取組
カンボジア、ラオス、ベトナム、東ティモール
第2回 2013年05月28日
ベトナム・フエ
人材育成、水道協会、水道料金、
業務指標及びデータ管理、
顧客サービス
カンボジア、ラオス、ベトナム
第3回 2013年11月15日
ラオス・ルアンパバーン
水を飲む文化の醸成、水安全計画 カンボジア、ラオス、ベトナム
第4回 2014年11月21日
ラオス・ビエンチャン
水を飲む文化の醸成、水道法 カンボジア、ラオス、インドネシア、ミャンマー、タイ(首都圏水道公社(MWA)、地方水道公社(PWA))

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会場に質問を投げかけるカンボジアからの参加者

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質問に答えるインドネシアからの参加者

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参加者全員での記念撮影