カンボジア証券取引所(CSX)視察

2016年2月2日

2016年2月2日、CSX(Cambodia Stock Exchange、カンボジア証券取引所)を視察しました。同取引所は、経済財政省が55%、韓国証券取引所が45%を保有する合弁会社として2010年2月23日に設立され、2012年4月18日から証券取引を開始しています。取引の通貨単位はリエルで、取引時間は月曜日〜金曜日の8時〜11時30分です。2016年2月現在の上場企業は3社のみですが、今後数社が上場予定です。カンボジアでは証券取引優遇税制として、上場企業は事業所得税を3年間にわたり10%軽減されるほか、上場促進策として軽減税率を50%とする改正が2015年1月に行われています。また、CSXの初取引から3年間、配当金等に係る利益を得た投資家は、源泉所得税の50%免税が得られることになっています。

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CSXの正面入口

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CSXのCEOとの会談の模様