プノンペン市内とKandal州にて簡易帳簿セミナーを実施

2016年8月31日

2016年8月15日〜31日にかけて、プノンペン市内の9つのKhan(行政区)とKandal州を対象にした簡易帳簿(SAF:Simplified Accounting Format)セミナーを実施しました。2016年現在、プノンペンにはChamkarmorn、Daun Penh、7 Makara、Tuol Kork、Russey Keo、Dang Kao、Meanchey、Sen Sok、Por Sencheyの9つの行政区がありますが、それぞれの行政区に税務署があり、人口も納税者数も他州と比べて格段に多いのが特徴です。Kandal州はプノンペンの周囲を取り巻くように位置する州で、プノンペンの衛星都市的な役割を担っています。
プノンペン市内の納税者は、地方の納税者に比べ、税務知識が豊富なだけではなく、権利意識も非常に強いと感じました。参加者である納税者は、熱心に聞き入るだけではなく、税務に関するテクニカルな専門的質問をするなど、非常にレベルの高いセミナーとなりました。
ここでも、セミナー終了後、各税務署長はじめ、幹部の方との意見交換を行いました。

区名・州名 人口(人) 面積(平方キロメートル) 人口密度(人/平方キロメートル)
Chamkarmorn 182,004 95 1,915
Daun Penh 126,550 134 944
7 Makara 91,895 33 2,784
Tuol Kork 171,200 143 1,197
Russey Keo 196,684 21 9,365
Dang Kao 257,724 143 1,802
Meanchey 327,801 16 20,487
Sen Sok 147,967 32 4,623
Por Senchey 183,826 158 1,163
Kandal州 1,265,805 3,568 350

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セミナー開会式の様子

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会場満員となった納税者の様子

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セミナー開始前の受付

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セミナー終了後の記念撮影

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白熱した議論を交わすDankor税務署長と武藤チーフアドバイザー及び坂本業務調整員

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セミナーの様子

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質問を投げかける納税者

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Russey Keo税務署長との面談の様子