租税教育、広報活動にかかる訪日研修を実施

2016年10月28日

2016年10月22日から28日の日程で、GDT職員、税務署職員15名を対象にした租税教育・広報広聴に関する訪日研修を実施しました。本研修は、当プロジェクトの柱である納税者サービス強化の一環として行なわれるもので、カンボジアの税務職員が、座学では得られない実務体験を通して日本の税務行政に係る教育、広報を肌で感じてもらい、今後のカンボジアでの税務行政に活かしてもらうことを主な目的としています。このため、国税庁広報広聴官や税務大学校の全面的協力を得て、東京上野税務署、タックススペースUENO、東京国税局税務相談室(上野コールセンター)を訪れ、詳細な説明とともに、貴重な現場体験をしました。
各研修生は、日本で唯一の常設の税務教育施設での模擬授業も体験し、日本の税務教育の幅広さ、及び決め細やかな広報広聴体制に驚いていました。各研修生は、訪日前にカンボジアの租税教育・広報体制についてのレポート提出を義務付けられましたが、訪日後には、各人が日本から学んだことをまとめると共に、日本とカンボジアとの比較をベースに、カンボジアの改善方法についてレポート提出ともに、グループプレゼンテーションが課されることになっています。

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タックススペース上野での講義の様子

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JICA東京でのセミナーの様子

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タックススペース上野で模擬授業を受ける研修生たち

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1億円の重さをレプリカで体験する研修生

【画像】国税庁広報広聴官室の前田補佐を囲んでの記念撮影

【画像】税務大学校幹部との意見交換会後の記念撮影