第4回納税者満足度調査タスクフォースチームミーティングを実施

2017年3月23日

2017年3月23日、納税者満足度調査(Taxpayer Satisfaction Survey: 以下、TSS)のTFT(タスクフォースチーム)ミーティングを実施しました。当初計画では、2017年3月に同調査を実施予定でしたが、諸般の経済情勢、税制改革等を踏まえ、実施のタイミング等につき再検討を行っていました。この結果、納税者の現状理解のため、調査の実施は非常に重要で意義があることを、JICA、GDT側双方で再確認したうえで、実施時期、実施内容の見直しを行なうとの方向性で、今後詳細を詰めていく旨の話し合いを行いました。
GDTから、前回の調査では事業所得納税者のみであった対象を広げ、様々な納税者の視点で納税者満足度・理解度を測りたいという意見が述べられました。特に小規模納税者の申告制度が2016年から開始したことを受け、小規模納税者の理解度・満足度調査の実施など、様々な意見が交わされました。
JICA側からも、納税者の税務行政に対する満足度にみならず、税制・税務行政両者に対する納税者の理解度も図る必要性を訴え、GDT側も全面的に同意し、今後、実施時期や実施内容についての具体的検討を当TFTミーティングで進めていきます。

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納税者満足度調査の案を述べる武藤チーフアドバイザー

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納税者満足度調査のTFTリーダーとの議論の様子