第5回租税教育・広報活動に係るタスクフォースチームミーティングの開催

2017年6月21日

2017年6月21日、租税教育・広報のタスクフォースチームミーティングを実施しました。租税広報用のポスター並びに租税教育用のリーフレットに関してメインに議論をしました。

租税広報用のポスターに関して、「税の恩恵」と「税務登録促進」に関する2つのポスターを制作することとなりました。

「税の恩恵」ポスターに関しては、カンボジアでは租税教育がされてこなかったため、税金が何に使われているか理解していない国民が大半です。そのため税によってどのような恩恵を受けているのかにつき、わかりやすく告知するのが目的です。「税務登録促進」ポスターに関しては、事業を開始するにあたって税務登録をすることが同国では義務付けられていますが、税務登録が義務だということが国民に周知徹底されていません。ポスターで税務登録が義務であることを告知し、促進し、申告納税制度におけるその後の自主申告が円滑になされることが期待されます。

租税教育用のリーフレットは、これまでカンボジアにはなじみが薄く、税務署に行っても広く配布されているものではないため、当プロジェクトで納税者向け租税教育の一環として行うものです。収めるべき税金や納付期限、納付手続きについて簡易に説明した1枚もののリーフレットで、現納税者や新規納税者を対象にしています。多くのリーフレットを準備する必要がありますが、当面の目標として給与税、事業所得税、付加価値税、パテント税のリーフレットを当面整備していくこととし、順次整備していく予定です。

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租税教育・広報のタスクフォースチームミーティングの様子1

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租税教育・広報のタスクフォースチームミーティングの様子2