第2回租税広報ビデオ制作会議の実施

2017年9月13日

JICA/GDTプロジェクトでは国民向け租税広報の充実化を目的に、広報ポスターや広報ビデオの作成支援に取り組んでいるなか、2017年9月13日、前回会議での租税総局側の要望を受けて修正した案をSocial Compass社と交えて再度協議をしました。

税のない社会が不便で、税のある社会がどう生活を豊かにするか比較を意識して、キャラクターが活躍するアイデアを打ち出したところ、Vann Puthipol副総局長も大枠で満足し、合意に至りました。今後はこの案を詳細を詰め、最終化していくことになります。

今後は、年内を目標にビデオのドラフトを作成し、最終調整の後、できるだけ早くSNSやテレビなどのマスメディアを使って、多くの国民の目に触れられるようにしていく予定です。

こうして完成した動画を通じ、カンボジア全国民が「税」に対する意識を少しずつでも変え、改善し、「税」の重要性、不可欠な制度であることを理解し、国そのものが発展していくことが期待されます。なお、同動画で使用するイメージキャラクターは、今後の相乗効果を狙い、他のポスター等でも使用していく予定です。

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租税広報ビデオの中身について議論をするVann Puthipol副総局長、武藤チーフアドバイザー

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Social Compass社が作成した絵コンテの一部