広報チームとの第二回ミーティング

2018年6月11日

2018年6月11日、広報(PR)チームメンバーとの第二回ミーティングを実施しました。
広報チームは、租税教育・広報用の素材作製やスローガンコンテストの実施が主な活動ですが、今回はポスターとリーフレット作制に関する議論をしました。ポスターについては、税の重要性や恩恵を啓発するポスターをまず作製する予定ですが、含まれるべき内容等についてチームメンバーと話し合いました。
リーフレットに関しては、日本の税務署とは異なり、カンボジアのどこの税務署に行ってもリーフレットは見当たらず、かつ納税者にも税に関する知識を与える機会がほとんどありません。そこで、納税者サービスの一環として、当プロへジェクトでリーフレートを作製することとしました。ドラフトは既に作製済みでしたが、頻繁に変わる税制を現在の税制に合わせて、現チームメンバーが修正しました。しかしながら、記載する事項や順番などフォームが統一化されていないため、読みにくく、また、税制を理解していない納税者には内容がまだ難しすぎるため、今回、その方向性につき話し合い、統一性のとれた、わかりやすいリーフレット完成に向け、最終化していく予定です。
ポスターに関しては、細々した文字を詳細に書くよりも、インパクトを重視し、税の重要性・恩恵について感じ、考える機会を少しでも増やすのが大きな目的のひとつです。こうした方針の下、盛り込むべき内容の柱を押さえた上で、納税者そして全員の心に響くポスターを本プロジェクトで作製すべく、そのドラフトを思案中です。本ポスターは、完成後、カンボジア全土の大都市から小さな村まで広く配布し、ほぼ永久的に公共施設や商店街等に張り出し、カンボジア国民が日々の生活の中で本ポスターに接し、生活の中に溶け込んでもらう予定です。

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ポスターの内容を話し合う武藤チーフアドバイザーとチームメンバー

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ポスターのデザインについて議論をするメンバー