税務大学校教授が個人課税事務運営指導のため税務署を訪問

2018年6月21日

2018年6月21日、税務大学校の井上教授と武藤チーフアドバイザーが、個人課税事務運営指導のためChamkarmorn税務署を訪問しました。
プロジェクトではChamkarmorn税務署をパイロット税務署として位置づけ、本税務署の分析に基づき問題点を抽出し、試行錯誤を行い、最終的には、Chamkarmorn税務署での改善策を提言書としてまとめ、全国の税務署の指導案となるよう活動するものです。
今回、Chamkarmorn税務署を井上教授と武藤チーフアドバイザーが訪問し、小規模納税者対応の職員が、税務登録、記帳指導、申告書作成指導などの業務内容やそれらの業務を行うためにどの程度時間を割いているか現状把握調査を行いました。カンボジアには、日本と異なり月次申告が求められており、毎月、申告書受理とチェックに追われるため、租税教育・広報活動への事務量投入が難しいようでしたが、税務登録を促す意味でも、租税教育は非常に重要であるため、プロジェクトと協力して取り組んでいきたいと話がありました。

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税務署での話し合いの様子

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個人課税課の事務運営方法について講義をする井上教授