租税教育担当講師とのセミナー実施事前ミーティング

2018年11月2日

2018年11月2日、租税教育担当講師(TE)との大学での税制セミナー実施前ミーティングを実施しました。

本事前ミーティングでは、改めて講師陣と本セミナーの目的とプレゼンテーション資料の最終確認をしました。

武藤チーフアドバイザーから、「租税総局として公式に大学でセミナーを実施するのはこれが初の試みであり、非常に歴史的な一歩になる。カンボジアは目覚ましい経済成長を遂げており、今後社会や経済が発展していくためにますます税金の重要性が高まっていくため、そうした状況下で租税教育を行うことは非常に重要な意味を持つ。このセミナーを試金石として、また今回で大学でのセミナーを終わらせることなく、今後、GDTが自主的に租税教育を実施していくことを期待する。それが本セミナーを実施する目的である。」と伝えられました。

またプレゼンテーション資料の最終確認として、武藤チーフアドバイザーからまずJICA側のパートの説明をしました。イラストや図表を用いて税の役割と恩恵を説明し、加えて日本の滞納税率の低さやカンボジアの税率の国際比較を提示することで納税意識を高めるのが目的であると説明されました。租税教育セミナーの構成は3時間を基本とし、うち45分は武藤チーフアドバイザーのプレゼン、45分はGDT側のカンボジアの税制に関するプレゼンで、その他にTax Rangerの上映、スローガンコンテストの説明、質疑応答の予定です。しかし大学によっては2時間や2時間半でのセミナー実施を依頼されているため、時間に応じて内容を短縮する必要性があるため、予め時間がない場合どこを短縮するのかコンセンサスを本ミーティングで取りたいと説明がありました。

セミナースケジュールに関しては、現在調整中ですが、いつ決まっても始められるよう、講師陣にはきちんとセミナー資料を熟読し、準備をしておくよう伝えられました。

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ミーティングの様子

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セミナーの趣旨について説明する武藤チーフアドバイザー

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プレゼン内容について説明する武藤チーフアドバイザー1

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プレゼン内容について説明する武藤チーフアドバイザー2