訪日研修メンバーとのミーティング

2019年1月23日、訪日研修メンバーとのミーティングとのミーティングを実施しました。2019年2月23日から予定されている、広報広聴・租税教育をテーマとした訪日研修を予定しており、そのミーティングです。

本プロジェクトは、租税総局（GDT）職員による納税者サービスの能力強化を目的に活動しています。その活動の柱として広報広聴活動の充実化、国民向けの租税教育の充実化があり、広報広聴活動として、主に租税教育ビデオ”Tax Rangers”の制作・広報、広報ポスター・リーフレットの作成、スローガンコンテスト・アワードセレモニーの準備をし、租税教育活動としては、GDTでは初となる公式な形での大学での租税教育セミナーを首都・地方の26大学でこれまで実施してきました。これまでGDTでは積極的に広報広聴活動、租税教育を実施して来ませんでしたが、2017年末には組織改革で広報課が新設され、また職員の研修機関であった税務学校も機能・役割が拡大され、一般向けの租税教育を始めるなど、少しずつですが力を入れ始めてきています。そうした広報広聴、租税教育を担うGDTの中堅・若手職員が日本の広報広聴・租税教育の経験を学ぶ訪日研修を企画していますが、今回選出したメンバーを対象に事前打ち合わせを行いました。武藤チーフアドバイザーからは同様の研修を過去にも実施しているが、今回は応用となる内容が多く、非常に実践的な研修内容となるよう企画している、今回の訪日研修メンバーはGDTの将来の広報広聴・租税教育の幹部候補生となっていただくべく選抜しており、皆さんが日本の経験を多く直接的に学び、カンボジアに適合する形で実践・応用していくことを期待するとメンバーに告げられました。