第11回国際母子手帳会議への参加

2018年12月21日

12月12日~14日にかけて、第11回国際母子手帳会議がバンコクにて開催され、プロジェクト関係者4名が参加しました。1日目の各国の活動紹介では、国立母子保健センター研修部のヘンニム氏が、当プロジェクトの支援で開発した母子健康教育ブックレットに係る活動紹介を行いました。発表では以下の点を挙げながら、母子健康教育ブックレットを紹介しました。

1)既存の国のツール(情報部分であるピンクカードとイエローカード)に合わせて、不足している情報部分を補足
2)母子健康教育ブックレットはページ数も少なく、母親が知っておくべき最低限必要な情報のみ記載
3)イラストや写真を多く取り入れ、視覚での理解を促すように工夫
4)母親が妊婦健診や、産後健診に保健センターに来る動機づけとなるような母子継続ケアカードを導入

質疑応答では、今後のカンボジア政府の方向性やパイロット調査の内容などについて他国の参加者から質問が寄せられました。今回の発表を通じて、プロジェクトが実施する母子健康教育ブックレット活動に関心をもってもらい、他国関係者とのネットワークを構築できたことは、非常に大きな収穫になりました。

次回の国際母子手帳会議は2020年7月にオランダにて予定されています。会議後のカウンターパートとの協議では、次回はぜひスバイリエン州でのパイロット結果の発表を行いたいという意見がありました。今回の会議を通じて課題として見えてきたことは、母子健康教育ブックレット活動の全国展開には政策決定者をいかに巻き込んでいくかが重要ということです。そのためには、今後スバイリエン州で実施するパイロットでの調査データを基に政策提言を行うとともに、今回の母子手帳会議にような国際会議の場を活用し、カンボジア政府の高いコミットメントを引き出す必要があると感じました。

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国際母子手帳会議の様子

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カンボジアの活動報告後、各国発表者と共に意見交換