【vol.11】コンポンチャム州第三回WEEワーキンググループ会議の開催

2017年12月7日

2017年12月7日、コンポンチャム州で第三回WEEワーキンググループ会議を開催しました。副知事を議長とし、州の各局のWEEワーキンググループのメンバー22名、女性省職員4名、プロジェクトからは日本人専門家3名を含む5名の合計32名が参加しました。

会議では、コンポンチャム州女性局職員が継続中の養鶏技術の補足研修活動の進捗報告をした後、女性省職員がWEEワーキンググループの役割と、今後の定期モニタリング活動の実施計画を報告しました。養鶏技術をまだ十分に活用できていない農家もあるものの、大半は鶏舎を適切に保全しています。中にはビジネスプランに従って新たに200羽もの雛を購入するなど、自家消費から現金収入源としての規模拡大を目指す農家も出てきました。モニタリング活動の実施計画については、前回のワークショップで議論・作成した、4月までの活動内容、日程を確認し、計画が承認されたあと、具体的な準備日程と役割分担を議論しました。このように、WEEワーキンググループは、現場での行政活動を通じてその改善や政策・施策の提案を議論するという、地方の実務レベルからトップレベルへのフィードバックの役割を担うことを目指しています。

【画像】

ワーキンググループ会議の様子(2017年12月7日)