【vol.24】コンポンチュナン州第二回PGM手法ワークショップの開催

2018年4月26日

2018年4月24から26日

2018年4月24から26日の3日間、コンポンチュナン州で第二回PGM手法ワークショップを開催しました。女性局および州連携局(注1)などから19名の参加があり、女性省からは幹部1名とともに、コンポンチュナン州の担当職員(フォーカルポイント)2名を含む4名の職員がワークショップのファシリテーターとして参加しました。

ワークショップの内容は、1)ジェンダー視点に立ったバリューチェーン分析、2)プロジェクト・デザイン・マトリックス(PDM)の素案作成、3)アクション・プラン作成の3つです。

バリューチェーン分析のセッションの初めに確認したところ、参加者が誰もバリューチェーンを知らないということがわかりました。このため、グループワーク中心のセッションに切り替え、バリューチェーンマップやジェンダー視点に立ったバリューチェーン分析表を作成しながら、バリューチェーン上の関係者の活動や繋がりの分析方法、分析の意義について、日本人専門家が説明しました。参加者は地鶏を例に、バリューチェーンマップとジェンダー視点に立ったバリューチェーン分析表を作成しました。

次に、第一回のPGM手法ワークショップ(注2)で作成した目的分析ツリーに基づき、PDMの素案を作成、プロジェクト目標、成果、成果の指標、活動を仮設定しました。

最後にアクション・プランについて、枠組み、作成上の前提条件、活動コンポーネント、活動実施時期を確認しました。次回の第三回WEEワーキンググループ会議では、詳細な活動スケジュール、各活動の担当局・責任者を決定し、アクション・プランは州の活動計画の一部として最終化される見込みです。

(注1)女性局、農業局、工業手工芸局、労働職業訓練局、商業局、計画局、観光局、農村開発局

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バリューチェーンマップをグループワークで作成中

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ジェンダーバリューチェーン分析表を発表する女性局職員

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目的分析ツリーに基づき、PDMの作成方法を説明する女性省のフォーカルポイント

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アクション・プランの枠組みを説明する日本人専門家