【vol.27】コンポンチュナン州第三回WEEワーキンググループ会議の開催

2018年5月9日

2018年5月9日、コンポンチュナン州で第1期最後となる第三回WEEワーキンググループ会議を開催しました。州副知事を議長とし、州評議会の女性子ども委員会(WCCC)委員長、州各局の局長級を含む女性の経済的エンパワーメント(WEE)ワーキンググループのメンバー職員20名、女性省次官および職員3名と日本人専門家1名、そして対象地域のローカルオーソリティ(郡議会の副議長、コミューン議会の議員、女性子ども委員会メンバー、村長)、農業協同組合の組合長、アニマル・ヘルス・ワーカー(AHW)組合のリーダー、郡農業局職員、郡女性局職員(計11名)の合計36名が参加しました。

まず初めに、副知事から女性省のチャン・ソレイ次官が紹介され、本会議の議題についての説明がありました。会議の前半、WEEワーキンググループのメンバーによって、本スケールアップ事業のプロジェクト・デザイン・マトリックス(PDM)と活動計画(PO)が最終化されました。第2期(2018年8月中旬開始予定)からは、このPDMとPOをもとに活動が順次進められます。

続いて、会議後半にはプロジェクト対象地域のローカルオーソリティや農業協同組合およびAHW組合のリーダー、郡農業局、郡女性局の職員も加わり、スケールアップ事業のオリエンテーションが実施されました。本活動の全体的な目標は、「女性の経済的エンパワーメント(WEE)が促進される」ことであるため、ジェンダーやWEEの基本概念から養鶏ビジネスをWEEに繋げるための活動について、女性省職員およびチャン・ソレイ次官から丁寧に説明されました。

最後に、女性局職員が来期の活動計画の日程について確認し、ローカルオーソリティ他関係者に対して、活動への積極的な参加と協力を依頼しました。第2期からは、いよいよ対象4村において養鶏技術、マーケティング、ジェンダーに関する研修が本格的にスタートします。

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WEEワーキンググループのメンバーとローカルオーソリティ他、関係者

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プロジェクト対象地のローカルオーソリティ他、関係者を招いてオリエンテーションを開催