M&E枠組み作成のためのワークショップ開催

2018年7月25日

内務省研修局は、能力開発戦略枠組み(CDSF)を作成し、それに基づき職員の能力開発のための活動を実施することとなっています。能力開発戦略枠組みの進捗や成果を確認するためには、モニタリングと評価(M&E)が重要です。プロジェクトでは、能力開発戦略枠組みのM&E枠組みの作成を支援しており、その第一歩として2018年6月21日にワークショップを開催しました。内務省研修局から、29名が参加しました。

ワークショップでは、まず日本人専門家が、M&Eの目的、M&E枠組み開発のプロセス、モニタリングと評価の違い、指標などについて概要を説明しました。さらに、指標に対する理解を深めるために、簡単な演習を行いました。

次に、能力開発戦略枠組みの各戦略(注)の指標についてグループワークで話し合いを行いました。各グループは、戦略の成果及び活動を確認しながら、どのような指標を設置するのが望ましいのか議論を行いました。その後、指標について発表を行い、意見交換を行いました。

それらの結果を基に、各指標を精緻化するとともに、データの収集・分析方法などを具体化し、M&E枠組みを作成していきます。

(注)CDSFは6つの戦略で構成されています。1.能力開発プログラムの効率性の向上、2.能力開発プログラムのためのM&Eの強化、3.研究機能の向上、4.人材開発機能の強化、5.関係機関との調整の促進、6.国家地方行政学院(NASLA)の設立。

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専門家による講義

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成果と指標(案)

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グループワークの様子