プロジェクト活動

プロジェクト活動概要

本協力は、カンボジア国において地雷除去活動を行うCMACの組織能力を強化することを目的とし、組織の安定的な運営、ひいては効率的な地雷対策事業の推進が期待されています。具体的には、以下活動を通じて、3つの成果の達成を目指しています。

情報システム

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情報システムスタッフトレーニング

成果1

情報管理システムの改善を通じて、CMAC本部/各支部内、および本部・支部間のデータ管理、コミュニケーションが有効化、効率化される。

活動

1-1.
CMAC情報システムの現状と将来計画を確認する。
1-2.
情報管理システムの方針・処理手続きの改善のために必要な会合ないしワークショップを開催する。
1-3.
CMACの情報システムの質を改善するために必要な機器、システムを特定する。
1-4.
CMACの本部/各支部内もしくは本部・支部間の情報共有を強化するため、地雷対策活動、機材管理、人材管理データベースの開発・改善を支援する。
1-5.
情報システム開発、ネットワーク管理にかかわるスタッフの能力向上を図るため、研修を行う。

ワークショップ

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地雷除去サイトでの機材整備点検

成果2

機材の維持・管理システムが改善される。

活動

2-1.
中央整備工場の機能を強化する。
2-1-1.
中央整備工場の運営状況、整備・修理技術レベルを確認する。
2-1-2.
所有工作機器、工具の現状を確認する。
2-1-3.
車両、ブラッシュカッターの適切な整備に必要な機材を導入する。
2-1-4.
中央整備工場の管理スタッフの管理能力、整備員の整備・修理技術のレベルを強化するためのOJTを実施する。
2-1-5.
中央整備工場の機能強化のため、運営ガイドラインを作成する。
2-2.
保有機材の維持管理システムの現状と問題点を確認する。
2-3.
機材の長期活用、及び経費節減のため、修理履歴、稼働時間を把握する維持管理システム、スペアパーツや消耗品の在庫管理システムの確認、改善を行う。
2-4.
維持管理システムの運用を関係スタッフに周知、習得させるためのワークショップやセミナーを開催する。

研修管理

【写真】

研修センターでの講義

成果3

トレーニングセンターの機能と能力が改善される。

活動

3-1.
研修ニーズの評価プロセスを改善し、適切な研修カリキュラムをデザインする。
3-2.
研修事業の運営マニュアルを改善する。
3-3.
研修教官(トレーナー)や関係スタッフの能力を強化するために、教授法、プレゼンテーション法につき指導する。
3-4.
CMAC研修センターの運営能力強化のため、他の地雷対策実施機関/関連機関の技術訓練に関する情報を収集する。

主たる活動地

  • CMAC本部(プノンペン)
  • 中央整備工場(バッタンバン)
  • 研修センター(コンポンチュナン)
  • その他、地方支部(バッタンバン、バンティアイ・ミェンチャイ、シェムリアップ、コンポンチャム)

活動地(CMAC本部/支部およびプロジェクト活動地)

活動地(CMAC本部/支部およびプロジェクト活動地)

実施体制

合同調整委員会(Joint Coordinating Committee:JCC)の監督の下、以下のメンバーにてプロジェクトを実施しています。JCCを原則として半年に一度開催し、プロジェクト年次計画の策定・監督、プロジェクト運営・全体的進捗のレビュー、目標達成の評価等を行います。

プロジェクト組織図

プロジェクト組織図

JCCメンバー

  • 議長:CMAC長官
  • カンボジア側:
    • プロジェクトダイレクター:CMAC副長官
    • プロジェクトのカウンターパート
    • CDC(Cambodian Development Council: カンボジア開発評議会)の代表
    • CMAA(Cambodian Mine Action and Victim Assistance Authority: カンボジア地雷対策・被害者支援庁)の代表
  • 日本側:
    • JICA長期専門家
    • JICA短期専門家
    • JICAカンボジア事務所の代表
    • 在カンボジア日本国大使館の代表(オブザーバー)

プロジェクトメンバー

  • カンボジア側:
    • プロジェクトダイレクター:CMAC副長官
    • 副プロジェクトダイレクター:CMAC人事・支援部長
    • カウンターパート14名(CMAC職員)
  • 日本側:
    • 長期専門家2名:主席アドバイザー/協力管理、業務調整/研修管理アドバイザー
    • 短期専門家2名:ワークショップアドバイザー、情報システムアドバイザー
    • 他、現地雇用コンピュータープログラマー2名、プロジェクトアシスタント1名