第3回合同調整員会(JCC)を開催しました。

2016年3月28日

プロジェクトの第3回合同調整委員会が3月18日、カウンターパートのチリ国際協力開発庁(AGICD)にて開かれました。JICAや内務公安省国家緊急対策室(ONEM)のほか、研修の実施機関である公共事業省やチリ大学など計12機関から27人が出席し、今年のプロジェクトの実施計画や広報戦略などについて活発な議論が行われました。
プロジェクトの2年目となる今年は、チリ・カトリカ大学での工学修士課程やチリ大学での地震学ディプロマコースも新たに始まり、計9件の研修プログラム、「地域・学校防災」や「震災後のこころのケア」などをテーマにしたセミナーを開く予定です。
合同調整委員会では特に日本・チリ修好120周年にあたる2017年に向けて、本プロジェクトの目的と成果を中南米カリブ諸国だけでなく、日本国内やさらにアジアに向けて広く周知させていくために、国際会議やセミナーの機会を最大限に活用していくことで合意しました。また、プロジェクトの効果を確認するために、各研修に参加した各国研修員の事後活動をモニタリングする必要性やその方法、さらにプロジェクトの自立発展性のための外部資金獲得の必要性などについても話し合われました。

【画像】

AGCIDで開かれた合同調整委員会。

【画像】出席者の記念写真。