コロンビア国、特にボゴタ首都特別区(以下「ボゴタ」)は、経済発展及び都市化の進展にあわせて公共サービスの強化を図っている。その中でも廃棄物対策については、2006年に「ボゴダ首都特別区廃棄物総合管理基本計画」(条例第312号。以下「現PMIRS」)を策定し、首都特別区人間居住計画局下の「公共サービス特別管理ユニット」(以下「UAESP」)が本計画を実施、廃棄物排出量の減少、廃棄物の再利用・活用促進、廃棄物収集業者の労働条件改善、収集・清掃サービス改善、医療廃棄物管理能力向上などを行ってきた。本計画は、環境住居国土開発省の政策枠組みのもとで策定された計画であり、コロンビア国内法的にも正式に承認さ…