プロジェクトニュース_09

2014年7月31日

環境展 in コスタリカ

6月は環境月間。全世界で環境保全を促すイベントが開催されましたが、コスタリカの首都サンホセでも4〜6日の3日間、当国環境省主催の環境展が開かれました。

環境展では、環境や環境保全に関する講演、パネルトーク、ブース出展が催されました。

MAPCOBIOもブースを構え、プロジェクトの活動、統合農家の紹介を行いました。また、首都から約1時間のところにあるグレシア市役所で活動する環境教育ボランティアとボランティアの同僚である同市役所の職員も一緒に参加され、高倉式コンポストの紹介とデモンストレーションを行いました。ブースを訪れた子どもから大人まで、微生物がゴミを有用なものに変える仕組みに高い関心を示していました。

今回のブース出展の目的の1つには、バラ・デル・コロラド野生生物保護区内で協働する統合農家の農産物販売を促進することでした。3日間、3農家の方が持参した農産物(アボカド、アロエベラ、コショウ等々)や土壌改良剤を販売し、環境に配慮して栽培された農産物というキャッチフレーズがあったからか?!、持参した品物は完売となりました。参加した農家の方々は、消費者の方に商品の説明をして販売し、また、直接商品に対する反応を見ることができたと感謝の言葉をいただきました。さらに、首都での環境に対する意識の高さに驚いておられ、環境に配慮した農法が付加価値を高める可能性を秘めていることに気が付いてもらえたかなと思います。

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展示・販売ブースで農産物の説明をする統合農家(左)

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開会セレモニーの様子

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Ministerio de Ambiente, Energía y Mares de Costa Rica

環境省(MINAE)のウエブサイトにも、環境展で環境大臣がプロジェクトのブースを訪れている様子が紹介されました!
(ウエブサイト内写真/左から:統合農家エバリスト氏、プロジェクト・マネージャー ルイス・ロハス氏、環境大臣 エドゥガー・グティエレス氏、チーフ・アドバイザー 大澤正喜専門家)