本邦研修に向けた事前研修の実施

2017年10月10日

2017年7月

2017年8月16日〜10月1日に実施される本邦研修に向けて、事前情報の提供、研修目的と期待する成果の明確化および研修参加者の意識向上を目的に、研修参加予定者を対象としたプログラムオリエンテーションが実施されました。

本邦研修は、本プロジェクトにおける普及関係者の能力強化活動の一つとして位置付けられており、日本の農業普及の制度や経験からの学びを参照して、キューバの現状・課題の解決を目的とする普及強化計画・アクションプランを作成していくことを計画しています。

オリエンテーションを終え、研修参加予定者からは、現時点で認識している農業普及における問題点を踏まえて、日本における経験を学び、キューバでの普及システム強化に生かしていきたいとの意見が出されました。また、以前にJICAが実施する国別研修等に参加した経験のある参加者からは、日本での生活における留意点等についても共有がなされました。

47日間と長期間に渡る、文化・慣習が異なる国での滞在で、大変な面も多いと思いますが、日本の農業普及の経験を学び、キューバ流の普及強化計画が作成されることを期待しています。(教材作成/営農・国別研修実施管理:清水敬祐)

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プログラムオリエンテーションにて、本邦研修の目的・留意点等の説明を参加者たちは興味深く聞き入っていた。
出典:キューバ国基礎穀物のための農業普及システム強化プロジェクト・チーム