第一回本邦研修 無事終了!

2017年11月10日

2017年10月

2017年8月16日から始まり47日間に亘った第一回本邦研修は無事修了式を終え、研修員は10月1日に帰国の途に就きました。

本研修では、研修員は日本の農業普及システムや普及人材の育成、計画立案評価の手法等を学習し、その学びを通じてキューバの普及システム強化のための農業普及強化計画(アクションプラン)を作ることを目的としていました。そのため、研修開始当初からグループでテーマを分担し、日々の研修での学びを反映させながら徐々に協議を進め、計画作りを行ってきました。

こうした一連の研修の総括として、9月28日に成果発表会が開催され、1)研修を通じた学び(日本の農業と農業普及制度について)、2)研修員全員で取りまとめたアクションプラン(案)、3)研修員各々の学び、4)番外編(日本の文化・慣習等からの学び)、について、研修員が発表しました。成果発表会に引き続き修了式も執り行われ、全研修員へ無事に修了証書が授与され、研修員はほっと安堵の表情を浮かべていました。

各研修員はキューバに帰国後、作成したアクションプランに基づいて、キューバにおける農業普及体制強化の取組みを実施していかなければなりません。本プロジェクトでは、研修員自身が、他の研修員と進捗状況を共有しながらアクションプランの実施を進められるよう定期的にモニタリングし、補足研修などのフォローアップを行っていく予定です。

(教材作成/営農・国別研修実施管理:清水敬祐)

【画像】

第1回本邦研修成果発表会および修了式にて、修了証書が授与されました。
出典:キューバ国基礎穀物のための農業普及システム強化プロジェクト・チーム