国立医療機器センター(CNE)本邦研修

2018年1月1日

2017年12月4日からキューバ国立医療機器センターの4名による本邦研修が実施されました。研修では、日本の医療機器とその校正技術に関する知識と技術の獲得を目的に、行政や研究機関、医療機器メーカーや医療機器の製作工場などを視察訪問し、医療機器の専門家から校正技術に関する講義と実習を受けました。

キューバは1970~80年代から日本から医療機器を輸入しており、それらが現在も使用されている一方で、日本の新しい医療機器も導入されるなど、キューバと日本の医療機器のつながりは長く両者にとって重要なものであります。
そのため、訪問先のメーカーは研修生にとって馴染み深いメーカーでもありました。またキューバ人は最新モデルの性能に驚き、日本人はすでに製造もされていない旧モデルがキューバでは現役で活躍していることに驚いていました。
参加者全員は今回が初めての海外で、しかも真冬の東北地方での研修で、生まれて初めて雪に接触し感激したようです。(業務調整/研修監理:岡村優子)

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医療機器メーカーの工場視察

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生体モニターのキャリブレーションの実習

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初めての雪(かき)

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輸液ポンプの校正作業

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修了式(TICにて)