プロジェクト概要

プロジェクト名

(和)医療機材保守管理・がん早期診断能力強化プロジェクト
(英)Project for Capacity Building of Medical Equipment Maintenance and Early Diagnosis of Cancer
(西)Proyecto de Fortalecimiento de la Capacidad de Mantenimiento de Equipos Médicos y Diagnóstico Temprano del Cáncer

対象国名

キューバ共和国

署名日(実施合意)

2016年9月22日

プロジェクトサイト

キューバ全土

協力期間

2017年7月2日から2020年7月1日

相手国機関名

キューバ保健省医療サービス局、医薬品・医療技術局、国立医療機器センター(CNE)

背景

キューバでは近年、がんが循環器系疾患を超えて死因の第1位(2012年キューバ保健統計年鑑)となっています。医療機器の老朽化などにより医療の質が低下し、がん発見・診断の遅れが、死亡率を高くしていると考えられていることから、早期発見に資する診断能力の向上と集団検診システムの改善が重要な課題です。
この協力では、国立医療機器センターの技術者を対象にした医療機材の品質管理に関する能力強化、画像診断医・病理医・腫瘍医・保健行政官を対象にしたがん早期診断の能力強化を行います。これにより、がん診療ネットワークシステムの基盤の強化を図り、キューバ国におけるがん診療サービスの拡充と質の向上に寄与します。

目標

上位目標

キューバ全国におけるがん診療サービスが拡充し質が向上する。

プロジェクト目標

がん診療ネットワークのシステムの基盤が強化される。

成果

成果1:医療機材の品質管理のための計測・校正に関するCNEの能力が強化される。
成果2:がんのスクリーニング検査/診断のための医師の能力が強化される。

活動

1-1.医療機材の計測・校正に必要な知識を標準化するための計画実行チームを形成する
1-2.既存の医療機材計測・校正に必要な規格、基準及びガイドライン等を確認、整理する
1-3.医療機材の計測・校正に関する本邦研修を行う
1-4.医療機材の計測・校正試験に関する研修計画、カリキュラムおよび教材を策定する
1-5.医療機材の計測・校正に関する研修実施のために必要な研修機材を整備する
1-6.医療機材の計測・校正に関する研修を実施する
1-7.医療機材の計測・校正の実施状況を規格・基準・ガイドラインに照らしてモニタリング・評価し、研修内容にフィードバックする

2-1.がん早期診断を行うために必要な知識を標準化するための技術チームを形成する
2-2.がん早期診断に関する本邦研修の計画策定を行う
2-3.がん早期診断に関する本邦研修を行う
2-4.がん早期診断に必要な指針、戦略および診断のアルゴリズムを含むガイドライン等を改訂する
2-5.がん早期診断に関する研修計画、カリキュラムおよび教材を策定する
2-6.がん早期診断に関する国内研修を実施する
2-7.がん早期診断に関するアドボカシーセミナーを開催する
2-8.早期がん診断の実施状況に関してサポーティブ・スーパービジョンを行い、国内研修内容に反映する

投入

日本側投入

1)専門家派遣計44M/M(総括/研修計画・モニタリング評価、業務調整/研修管理、がん早期診断(医師)、医療機材管理など)
2)研修(がん早期診断のための画像読影、病理診断、がん検診等の対策推進に資する施策)
3)機材供与(医療機材の計測・校正の研修に必要な機材)

相手国側投入

1)カウンターパート及び事務職員の配置
2)適切な執務スペースと基本的な執務備品、情報・通信機材の確保
3)事業実施にあたり必要な備品や資材の提供あるいは交換
4)キューバ国内での機材の輸送及び機材の設置・運用・維持に係る必要な経費