スラバヤ工科大学と学術交流協定を締結

2011年3月8日

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学術交流協定の締結式の様子

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ITSに留学中のUNTL工学部教官の研究活動の視察

2011年3月8日、インドネシアのスラバヤ工科大学(Institut Teknologi Sepuluh Nopember:ITS)と東ティモール大学(UNTL)との間で、学術交流協定が締結されました。UNTLから国際協力担当副学長が、そしてプロジェクトから、工学部長と風間チーフアドバイザー、小松調整員がスラバヤに出張し、ITSとの協議の結果、無事に協定を締結することができました。

この協定により、ITSの教官をUNTLに派遣し、UNTL工学部の教官に対して集中講義を実施することが約束されました。これはプロジェクト活動の一環として非常に重要であり、プロジェクト開始後早々に協定が締結できたことは大きな成果です。集中講義を通じてUTNL工学部教官の知識・技能レベルの向上を図ります。協定の中では、教官派遣以外にも、UNTL教官のITSへの留学、また教育用資機材の共有の促進などが謳われています。

また、協定締結後、ITSに留学中のUNTL工学部教官6名と面会し、各自の学業の進捗状況や研究活動についてモニタリングを実施しました。6名は、学士号もしくは修士号を取得し、2011年9月には全員が東ティモールに帰国し、教壇に立つことになっています。

以上