岐阜大学からの短期専門家派遣

2012年2月24日

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嶋川先生による講義の様子

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研究指導中の岡崎先生

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特別講義の様子

2012年2月13日から24日までの2週間、岐阜大学名誉教授の岡崎靖雄先生、嶋川晃一先生に短期専門家として来ていただき、電気・電子工学科における教育、研究の指導を実施していただきました。岡崎先生、嶋川先生は、2004年から2005年にかけて、UNTL工学部教官の基礎科目の指導を実施しており、およそ7年ぶりの現地での指導ということになりました。

滞在期間中、午前中は電気・電子工学科の教官全員を対象に、専門科目に関する講義を実施し、午後は個別の教官に対して研究指導を実施しました。岡崎先生は電磁気学、嶋川先生は太陽光発電に関連した半導体の基礎について講義をしていただきました。教官は熱心に講義を受けていましたが、計算問題などの演習になると非常に時間がかかり、電卓の使い方をよく理解していない教官が多く、基礎的な能力の底上げがまだ必要であると感じたとのことでした。午後は、雷観測に必要な知識の習得や、太陽光発電のシミュレーションなど、密度の濃い研究指導が行われ、指導を受けた教官は「疑問があればその場で質問して解決できるので、大変理解が進んだ」と非常に満足した表情で話していました。

また、23日には工学部教官および学生向けに特別講義を実施していただきました。60名近くが参加し、参加者からは「40年に渡り研究を続けてきたことのモチベーションは何か」といったユニークな質問も飛び出すなど、第一線で活躍されている研究者の話に大変興味を惹かれた様子でした。

以上