機材供与式の実施

2012年3月28日

2012年3月28日、これまでの活動の中で調達した機材を正式にUNTL側に引き渡す機材供与式を行いました。パソコンやコピー機の他、研究用として購入したソーラーパネル、オシロスコープなどが正式に大学側の管理の元、利用されることになりました。当日は、大学側から、Aurelio学長、Constancio副学長、Gabriel工学部長、それに3学科の教官が出席し、日本側からは日本大使館、JICA事務所の関係者、それにUNTLに短期専門家として派遣中の6名の日本の大学の先生方が出席する中、つつがなく実施されました。また、式典の最後には、UNTL側より6名の先生方にタイス(東ティモールの伝統的な織物)の贈呈がありました。

機材は教育・研究活動のレベルアップに大変重要なものですが、きちんと使われなければ意味のないものになってしまいます。機材供与式を経て、機材の管理運用は大学側の責任となりますが、プロジェクトとしては大学側に任せきりにせずに、定期的に機材の利用状況を確認して、適切な利用、そして管理運用がされるようにフォローしていきたいと思います。

なお、この日の機材供与式には、地元のテレビ、ラジオ、新聞などのマスコミ各社が取材に来ており、国営放送の夜のニュースでこの機材供与式の様子が放映されました。

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機材供与式の様子

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UNTLからタイスの贈呈

以上