2012年4月23日
国内支援委員会の様子
2012年4月23日、JICA本部にて第2回国内支援委員会が開催されました。国内支援大学である長岡技術科学大学、山口大学、岐阜大学から委員の先生方にJICA本部にお越しいただき、また東ティモールともテレビ会議システムで接続し、委員会を実施しました。
会合では、最初に委員長の選出が行われ、2012年度は山口大学の関根先生に委員長を引き受けていただくことになりました。その後、プロジェクトの第1年次の活動実績報告、各大学より3月に実施された短期専門家派遣の活動内容の報告、そして今後の活動計画についての説明などが行われました。
国内支援大学の先生からは、UNTL工学部教官の姿勢が少しずつ変わり始めてきており、今まで感じられなかったような積極性や危機意識が芽生えてきたとの報告がありました。UNTLでは、教官の処遇の改善など様々な改革が進められており、それとプロジェクト活動が相まって、工学部の教官の能力向上や意識改革が徐々に見られるようになってきたと言えると思います。しかし、依然として教官個人としても、学科あるいは学部としても、望ましい状態にするには、まだまだ解決すべき課題が山積しています。今回の国内支援委員会でも、改善すべき点が指摘されています。昨年度の経験と反省を踏まえて、今年度はさらに効果的なプロジェクト活動を実施していきたいと思います。
以上