2012年6月5日
2012年6月5日に、インドネシアのウダヤナ大学を訪問しました。今回の訪問の目的は、学部管理運営に関する視察・協議および大学間の連携強化です。UNTLからは副学長、学長室長、工学部から学部長、各学科長、事務長が参加しました。なお、今回の訪問ではUNTL側の参加者の費用はUNTL負担で実施しました。これは大学が海外の大学との連携を重視していることと、プロジェクト活動へのオーナーシップの高まりと捉える事ができると思います。
ウダヤナ大学は、本プロジェクトの支援大学である山口大学とデュアルディグリー・プログラムを実施するなど関わりが深く、またウダヤナ大学自身も東ティモール政府との関わりがあり、かつ東部インドネシア地域の基幹大学としての実績などから、学部管理運営の一つの参考事例として適切であると判断し、先方の快諾を得て今回の訪問が実現しました。
先方との協議では、カリキュラムを策定する上でどういった点を考慮しているか、といった教育に関することから、技術職員や事務職員の配置と言った学部管理に関すること、また、学科個別の事案など、様々な点を議論しました。また、山口大学との連携の現場やその施設などを視察しました。
ウダヤナ大学とUNTL工学部を比較すると、UNTL工学部では出来ていないことばかりです。しかし、一朝一夕に追いつけるものではありません。まずは、UNTL工学部の教官が、具体的な目標や目的のイメージを持って、現状をどう改善していくかを考えて、行動できるように、プロジェクトとして後押ししていきたいと考えています。
ウダヤナ大学との協議の様子
全員での記念撮影