2013年3月1日
2013年2月19日から3月2日までの2週間、岐阜大学の岡崎靖雄名誉教授、田中嘉津夫教授に短期専門家として来ていただき、電気・電子工学科における教育、研究の指導を実施していただきました。
滞在期間中、電気・電子工学科の教官全員を対象に、電気工学の基盤となる電磁気学の基礎、電気回路工学の基礎に関する講義を実施したほか、研究プロポーザルが採択された教官に対して、研究指導を実施していただきました。
また、3月1日には工学部教官向けに特別講義を実施しました。特別講義のテーマは岡崎専門家が「Electromagnetism in recent HV and EV(Hybrid/Electric Vehicles)」、田中専門家が「How to solve a system of linear equations by the computer」でした。特に電気自動車の話題に関しては機械工学科の教官も関心を持ち、質疑応答では多数の質問が出ていました。
また、電気電子工学科のカリキュラム、シラバスについてのディスカッションを行い、様々な提案をしていただきました。指導に対する教官の姿勢はこれまで以上に積極的で、新たな知識習得に対するモチベーションの高さを感じることができました。しかし、依然として基礎的な内容であっても理解が不十分な教官も見受けられるため、引き続き、研究のみならず、教育面での能力強化が課題となっています。
以上
岡崎専門家による講義の様子
特別講義の様子(田中専門家)