2013年9月5日
2013年8月27日から9月5日まで、長岡技術科学大学の田辺郁夫男教授に短期専門家としてお出でいただき、機械工学におけるCAE(Computer Aided Engineering)利用の集中講義、研究指導を実施していただきました。
集中講義では機械工学科の教官全員を対象に、コンピュータソフトウェアを用いての、3Dモデル作り、熱、振動などの各種解析などをご指導いただきました。CAEは実際の機材での実験を行う代わりに、コンピューター画面上でシュミレーションを行うことができ、限られた機材環境の機械工学科において非常に有用です。
田辺専門家には教官たちが4年生の卒業研究指導でCAEを利用できるようにもご指導いただき、今後の活用が期待されるところです。研修後アンケートではさらなる研修の要望が教官からだされており、関心の高さが伺われました。今回の研修を教官達自身の授業、研究に利用し、学生達のレベルアップにまで繋がるよう今後も支援をしていきたいと思います。
田辺専門家によるCAE講義の様子