山口大学からの短期専門家派遣

2013年9月28日

2013年9月22日から9月28日まで、山口大学の宮本教授に短期専門家として研究指導および集中講義に来ていただきました。集中講義では中型橋梁模型を使用して、橋梁設計に必要な力学の講義、また道路ネットワークの状態、特に道路舗装面評価を実行するシステムを用いるため、実車による道路データの収集などの指導、助言をしていただきました。

山口大学の宮本教授の研究室では、現在、土木学科のHugo教官が修士課程学生として在籍しており、今回Hugo教官が東ティモールに一時帰国中のため研修に参加しました。Hugo教官は今年8月に同じく宮本教授の研究室で本邦短期研修を受けたAleixo教官と共に、道路舗装表面評価用計測システムを用いて東ティモールの道路事情を調査しました。今回得られたデータはAleixo教官の研究テーマとして解析され、まとめられる予定です。

特別講義は橋梁設計をテーマとして学生向けに実施され、多くの学生が熱心にメモをとり、質疑応答も大変活発な講義となりました。東ティモールの道路、橋梁はまだまだ整備されておらず、土木学科の学生達は卒業後この分野で活躍していくことが大いに期待されています。

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橋梁設計に関する特別講義

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道路舗装表面評価用計測システムによる計測