【第37号】ベマッセで農家組合に供与した脱穀機がフル稼働!!

2018年7月2日

ベマッセの農家がプロジェクトによって供与された脱穀機の利用を開始しました。彼らはコメの収穫後、新しい脱穀機を使用できて大喜びでした。多くの農家が脱穀機を利用するため、その利用までに多少の時間がかかりましたが、昨年と比べてその待ち時間は飛躍的に短縮されました。

ベマッセ・タシ村の農家であるカンシオ氏(40歳)は、プロジェクトが供与した脱穀機のお陰で、今回は収穫してからすぐに脱穀して、長期間にわたる直射日光や継続的な降雨による悪影響を受けて籾の品質が低下する問題を解消することができたため、プロジェクトに感謝しました。

また同村の別の農家であるファウスティーノ氏(48歳)によれば、昨年は脱穀機を使用する順番を他の農家に取られないように、毎日圃場を訪れる必要があったそうですが、脱穀機が供与されてからは、オペレーターが直接同氏の圃場に来てくれるのでその手間を解消することができたそうです。ファウスティーノ氏は、今作期十分な収穫が得られれば、籾をアセルダ社に買い取ってもらうことを望んでいます。

このように、現地の農家は将来自身の脱穀機を購入するのを夢見て、日々コメ作りに励んでいます。

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脱穀作業中のベマッセの農家(1)。

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脱穀作業中のベマッセの農家(2)。

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脱穀機のある場所に稲を運ぶ農家。

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脱穀作業を行うサイトの様子。

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脱穀後の籾。