日・エクアドル官民防災セミナーに参加しました

2020年2月5日

2020年1月20日に内閣府による「日・エクアドル官民防災セミナー」がキト市で開催され、国家危機管理・緊急対応機関(SNGRE)、都市開発・住宅省(MIDUVI)、各パイロット市よりプロジェクトの関係者23名が参加しました。セミナーの目的は、エクアドルの防災行政幹部に日本の防災技術を紹介することで、内閣府は2019年に官民一体となった日本の防災技術の海外展開を促進し、世界各国の防災能力向上を主導することを目的に「防災技術の海外展開に向けた官民連絡会(JIPAD)」を立ち上げており、その取り組みの一環として国内外で防災セミナーを実施しており、今回はエクアドルの開催でした。
セミナーには内閣府から村手聡大臣官房審議官、石垣和子企画官が参加されました。セッション1では石垣政策統括官から日本の防災について、またMIDUVI住環境・公共空間局のエストゥピニャン次官、SNGREのエスピノサ副長官からはエクアドルの防災の取り組みについての紹介がありました。MIDUVI、SNGREの発表においてはプロジェクトの成果や進捗についても紹介されました。セッション2ではJIPADに参加する8社から防災、災害対応にかかる技術や製品のプレゼンテーションがありました。プロジェクト関係者からは日本の官民の防災の取り組み、技術を知るいい機会になったとの感想が聞かれました。
プロジェクトメンバーの知見を深め、能力向上につなげるため、引き続き、こうしたセミナーや会合への参加機会を積極的に提供したいと思います。

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SNGREエスピノサ副長官の発表

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MIDUVI住環境・公共空間局エストゥピニャン次官の発表

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SNGREオクレス長官の挨拶