プロジェクト概要

プロジェクト名

(和)ナイルデルタ地域上下水道公社運営維持管理能力向上プロジェクト
(英)The Project for Improvement of Management Capacity of Operation and Maintenance for Water Supply Facilities in Nile Delta Area

対象国名

エジプト プロジェクト対象位置図(PDF/136KB)

対象地域

シャルキーヤ県:

選定されるパイロット・プロジェクト・エリア(配水管理)

ガルビーヤ県:

選定されるパイロット・プロジェクト・エリア(SOPおよNRW削減)

ミヌフィア県:

選定されるパイロット・プロジェクト・エリア(SOPおよびNRW削減)

署名日(実施合意)

2010年8月19日

協力期間

2011年4月1日から2014年3月31日

相手国機関名

カウンターパート機関:

監督:

(和)全国上下水道公社持株会社
(英)Holding Company for Water and Wastewater:HCWW

実施:

(和)シャルキーヤ県上下水道公社
(英)Sharkiya Potable Water and Sanitation Company:SHAPWASCO

(和)ガルビーヤ県上下水道公社
(英)Gharbia Potable Water and Sanitation Company:GHAPWASCO

(和)ミヌフィア県上下水道公社
(英)Minufia Company for Water and Wastewater:MCWW

プロジェクトの背景

エジプト国は、上下水道整備を重点目標の一つにして、上下水道の経営改善に取り組んでいます。同時に、経営改善のために、実施機関の公社化を2004年から進めています。現在、統括機関である全国上下水道持株会社(HCWW)の傘下で県別の上下水道公社が水道運営をしています。

公社化に伴い、各県の上下水道公社には、一層の効率改善が要求されており、特に施設の運転効率化と無収水の削減が急務となっています。無収水(Non Revenue Water:NRW)とは、収益に結びつかない水道水であり、無収水が多ければそれだけ経営を圧迫することを意味します。独立行政法人国際協力機構(Japan International Cooperation Agency:JICA)は「シャルキーヤ県上下水道維持管理能力向上計画プロジェクト(2006〜2009年)」(先行技プロ)を実施し、施設運転標準手順書(Standard Operation Procedure:SOP)の整備や無収水への対策能力の向上のための支援を実施し、効率改善の効果が確認されました。

そこで、HCWWは、先行技プロのノウハウ移転と同様の改善プログラムをナイルデルタ地域で展開する構想を立てました。これらの構想は、「シャルキーヤ県上下水道公社(SHAPWASCO)で醸成された技術を近隣県のガルビーヤ県上下水道公社(GHAPWASCO)およびミヌフィア県上下水道公社(MCWW)に移転することをモデルにする」ことと、「SHAPWASCOの技術を更に向上させる」こととして、技術協力支援を我が国へ要請し、2010年8月にプロジェクトの実施が決まりました。

目標

スーパーゴール:

ナイルデルタ地域において上水道施設の運営維持管理能力が向上する

上位目標:

シャルキーヤ県、ガルビーヤ県、ミヌフィア県において上水道施設の運営維持管理能力が向上する

プロジェクト目標:

シャルキーヤ県・ガルビーヤ県・ミヌフィア県のモデル地区・施設において上水道施設の運営維持管理能力が向上する

成果

成果1
シャルキーヤ県・ガルビーヤ県・ミヌフィア県において上下水道公社の連携を通した人材育成が強化される
成果2
シャルキーヤ県の事例を参考に、ガルビーヤ県・ミヌフィア県のモデル施設において運転・維持管理に係るSOPが作成・運用される
成果3
シャルキーヤ県上下水道公社の無収水削減に係る技術・経験がガルビーヤ県・ミヌフィア県のモデル地区の職員に移転される
成果4
先行事例として、シャルキーヤ県上下水道公社の配水管理に係る能力が強化される
成果0
プロジェクトが適切に管理・調整される