2017人口・住宅センサスについて、アレキサンドリア県における建物調査の実施状況を視察しました。

2017年3月16日

2017年3月6日から7日、プロジェクトはエジプト北部のアレキサンドリア県を訪問し、2017人口・住宅センサスの一環で行われている建物調査を視察しました。アレキサンドリア県は大カイロ圏を除くと最も人口の多い地方衛星都市で、その調査実態に関心がありました。CAPMAS(中央動員統計局)アレキサンドリア事務所から業務報告を受けた後、2日間で2調査区の調査実施状況を確認しました。視察にはアレキサンドリア事務所長、指導員、調査員が同行し、調査区内の情報等を得た後、世帯訪問にも立ち会いました。今回の訪問世帯はオンライン回答を希望していましたので、人口・住宅調査の実施段階になるとID及びパスワードが送付され、インターネットを通じて回答することとなります。先のギザ県での視察同様、調査世帯は協力的でした。アレキサンドリア事務所や調査員は、メディアキャンペーンや学校、地域を通じた広報活動が浸透していることを理由として挙げています。

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タブレットのGPS機能とGISを使って調査地区を確認

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調査に当たるCAPMAS職員はセンサスのロゴ入りキャップをかぶる。同じロゴが広報で使用されているため、住民はセンサスであることがすぐに分かる