経済センサスの調査員を対象とした中央集合研修を視察しました。

2018年11月7日

2018年11月10日から始まる経済センサスの調査実施に向け、10月27日から11月8日までカイロ、スエズ、ポートサイード、南北シナイ、イスマイリーア、ダカリーアなどの県で調査を担当する調査員のための中央集合研修が開催されました。研修は全国を3つの地域グループに分け順次開始されます(第2グループは11月10日から11月22日まで、第3グループは11月24日から12月6日まで)。

11月6日に松尾チーフアドバイザーを始めプロジェクトの一行が同研修の実施地であるカイロ近郊のセッタ・オクトーバ・シティーの研修施設を訪ね研修状況を視察するととめに、研修初日から同地で勤務しているガダ経済担当次官、タレク地方担当次官等と研修の実施状況及び経済センサスの実施に向けての現状の意見交換をしました。当日は400名あまりの調査員が参加し、4グループに分かれ、経済センサスの実施にかかる実務に関し調査票を元にした具体的な調査手法等につきCAPMASの職員を講師に研修に励んでいました。講師を始め研修指導のスタッフには、本プロジェクトの国別研修参加者が多数含まれており、日本の研修で学んだ経験・知見がこういった研修の場において関係者に広められている様子を確認でき、日本での研修の実施意義は極めて高いと改めて感じました。

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研修風景(講師は日本研修参加者)