アセアン工学系高等教育ネットワーク運営委員会参加とタイの大学訪問

2019年7月21日

2019年7月15日~21日

2003年に開始したJICA技術協力プロジェクト「アセアン工学系高等教育ネットワーク(AUN/SEED-Net)」は、現在フェーズ4(2018年~2023年)を実施中です。フェーズ1から現在に至るまで、本プロジェクトを通じて、ASEAN地域の工学系トップレベル大学間及び、日本の大学との学術ネットワークを構築し、その強化がなされています。E-JUSTにおいても、アフリカ地域を対象にした同様の学術ネットワーク構築の構想を有しています。

その様な状況下、2019年7月19日にタイのバンコクで開催されたAUN/SEED-Net運営委員会に、E-JUSTゴハリ学長、メカトロ・ロボティクス工学専攻エルバブ教員、サブチーフアドバイザー/業務調整の小澤専門家がオブザーバ参加しました。

この委員会への参加を通じて、AUN/SEED-Netで長年蓄積されてきたネットワークの構築や、その強化に係る方策、それらネットワークを基盤として実施されてきた様々な連携活動に関する知見を深めました。また、ゴハリ学長はE-JUST、及びアフリカ地域での学術ネットワーク構築構想の紹介プレゼンテーションをし、E-JUSTがASEAN地域とアフリカ地域のネットワークを結ぶ役割を担える可能性を示唆しました。

運営委員会の前日、17日には、E-JUSTと同様、日本との関係が深い泰日工業大学、18日には委員会メンバー大学であるモンクット王工科大学ラカバン校とタマサート大学を訪問し、相互紹介をし、今後の交流・連携活動の可能性について活発な意見交換をすると共に、ラボ等の視察も行いました。

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AUN/SEED-Net運営委員会でのゴハリ学長のプレゼンテーション

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泰日工業大学メカトロニクス・ラボ視察

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モンクット王工科大学ラカバン校ロボティクス・ラボ視察

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タマサート大学での相互紹介と意見交換