ムスタファ・マドブーリー首相一行のE-JUST訪問

2020年8月9日

2020年8月5日、エジプトのムスタファ・マドブーリ-首相他、高等教育大臣、青年スポーツ大臣、貿易・産業大臣、住宅都市大臣、アレキサンドリア知事、アレキサンドリア大学学長一行がE-JUSTを訪問され、能化駐エジプト大使、松崎JICAエジプト事務所次長も同行されました。

一行は大学本部に到着、高等教育大臣、ゴハリE-JUST学長、能化大使から説明を受けた後、JICAおよびエジプト政府が支援するアフリカからの留学生10名とも面談。マドブーリ-首相からは激励の言葉をいただきました。能化大使からは、2019年8月のTICAD7での日・エジプト両国の合意にもとづき、今秋から3年間でさらに150名を受け入れる予定とのご説明をいただきました。

その後、JICAの無償資金協力による太陽光発電システムを視察。また2019年9月から供用を開始している新キャンパスへ移動。南北約1.1km、東西0.7km、総面積84万平方メートルの広大なキャンパスの中に、学部教育向け教室・実験室、四つの大型レクチャーホール、図書館、学生サービス施設、アドミ棟、Center of Excellence棟がエジプト政府の予算により建設されており、今回、首相はこれら施設の一部を視察、JICAから供与された機材や大学院生の研究状況も見学され、学生たちへの激励もいただきました。視察や説明を通じ、2008年から開始された日エジプト双方による協力の成果についてもご理解をいただくことができました。

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アフリカからの留学生と面談するマドブーリ-首相(右側手前)

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E-JUST新キャンパス正門

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E-JUST新キャンパス正面

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デモを見学するマドブーリ-首相(左から二番目)