E-JUST同窓会の開催

2021年9月1日

2021年8月20日(金)にE-JUSTにて同窓会(ホームカミングデー)が開催されました。これまでは卒業式に合わせて総会が開催されていましたが、今回は初の試みに挑戦しました。まず総会を対面とオンラインの混合形式にして、海外を含む遠方からの卒業生も参加可能にしました。さらに、進化し続けるE-JUSTをご家族にも見てもらえるよう、家族同伴で楽しんでもらえる企画も織り込みました。

総会には18人の卒業生がE-JUST会場から、10人の卒業生がオンラインで参加しました。オンライン参加者のうち6名は元留学生で、韓国、カナダ、ブラジル、ナイジェリア、ケニヤから、時差があるにも関わらず積極的に参加してくれました。鈴木国際・地域連携担当第一副学長、サメ教育担当副学長、学部長、JICAプロジェクト代表者らの挨拶と歓迎の意が述べられ会は始まりました。そして最新のE-JUSTの様子をまとめたプレゼンテーションやショートビデオが上映され、卒業生は在学中と大きく様変わりしたE-JUSTの様子を食い入るように見つめていました。その後、卒業生1人1人が、近況や取り組んでいる研究等について報告し合いました。また、同窓会組織の活性化についても話し合われ、E-JUSTからは「卒業生はE-JUSTの貴重な資産であり大使でもある。卒業後もE-JUSTと繋がり続けてほしい」、卒業生からは「今回の同窓会で海外に多数散らばっている卒業生の存在を認識できた」という意見があり、卒業生同士のネットワークづくりに同窓会をどう活用していくといいかなどと活発な議論がなされました。

総会の最中には同時平行で、卒業生の家族向けに日本文化紹介イベントを開催しました。日本の人気キャラクターの塗り絵やパズル、折り紙体験コーナーを設け、子供たちに楽しんでもらいました。日本のお菓子の試食をしたり、E-JUSTの法被を着て記念写真を撮ったりなど、親子ともに大変好評でした。

総会後は、彼らが在学中にはまだ存在しなかった、昨年エルシーシ大統領をお迎えして開所した新キャンパスツアー、卒業生と在校生の交流スポーツ大会にて汗をかき、遠方から参加した卒業生とその家族はE-JUSTホテルに一泊してから翌日帰路につきました。

E-JUSTが最初の卒業生を輩出して10年が経とうとしている今、多くの卒業生がエジプト全土の大学で教員として活躍しています。また6か国20名を超える留学生もエジプト外へ巣立っており、これら卒業生とE-JUST、卒業生間を繋ぐ同窓会の役割がますます重要になって来ています。

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鈴木国際・地域連携担当第一副学長のスピーチ

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総会の様子

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折り紙の体験

【画像】記念撮影