本邦研修の実施と報告会の開催

2017年10月24日

本プロジェクトのカウンターパート(環境資源省:MARN)を対象に、2017年7月29日〜8月11日にかけて、「湿地保全政策担当者研修」を実施しました。
カウンターパートのうち生態系野生生物局、湿地管理ユニット、環境モニタリング部など湿地保全政策に関わる関係者から計8名が参加し、エルサルバドルの湿地管理における課題と参加者のニーズに合わせて選定されたテーマ(日本における中央および地方における湿地管理行政、中央と地方間の湿地管理連携、住民参加の地域主体の湿地管理とワイズユース、保護区管理行政、など)に関して講義および現場視察を通じて積極的に学習しました。
研修の最後に、エルサルバドルでの湿地管理行政の課題に対して、類似課題に取り組んできた日本の事例を参考に、今後のアクションプランを2名1組で作成しました。
研修から帰国後、研修に参加していないMARN職員に学習成果や経験を共有するため、発表会を開催し、研修の報告および研修で作成したアクションプランを共有しました。
本発表会後、作成されたアクションプランの実施に向けて、プロジェクトを通じてカウンターパート機関の支援を実施しています。

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講義の様子

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現場視察の様子

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アクションプランの様子