第1回プロジェクト合同調整委員会開催

2021年8月18日

オフェリア・ナバレッテ地方開発社会投資基金(FISDL)長官兼地方開発省(MINDEL)大臣と、小園勝JICAエルサルバドル事務所長が出席して、第1回プロジェクト合同調整委員会が開催されました。新型コロナウイルスの感染拡大による影響等もあり、遅延がありましたが、ようやく、第1回会合を実施することができました。この会議では、本件のプロジェクト・デザイン・マトリックス(PDM)及び同指標の改定が承認され、プロジェクトが目指す目標が、両機関で合意されました。

「社会開発モデル(注)がパイロット市の25%で実践される。」というプロジェクト目標を、残りの1年5カ月で確実に達成させなければなりません。ナバレッテ長官兼大臣からは、「このプロジェクトの成果をより国内262ある市へ普及拡大しなくてはならない。これからもJICAと協働していきたい。」という発言があり、小園所長からは「今回のPDM修正により定量的な数値目標を指標として掲げ、社会開発モデルが実践されることが重要です。」とコメントがありました。残り約1年半のプロジェクト期間で、関係者が足並みを揃え、一丸となって最終ゴールに向かって、活動に取り組んでいくことに両機関が合意できたことが今回の会合の何よりの成果です。

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第1回プロジェクト合同調整委員会で、プロジェクトの進捗を発表するカルロス・マルティネスプロジェクトコーディネーター。

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PDM修正に合意し、署名したミニッツを掲げるナバレッテFISDL長官兼MINDEL大臣(左)と小園JICAエルサルバドル事務所長(右)。