南太平洋大学(The University of the South Pacific:USP)は、1969年に大洋州地域島嶼国12カ国(フィジー諸島共和国、バヌアツ共和国、ツバル、トンガ王国、トケラウ諸島、ソロモン諸島、サモア独立国、ニウエ、ナウル共和国、マーシャル諸島共和国、キリバス共和国、クック諸島)がそれぞれ資金を拠出し共同設立した域内最高水準の国際高等教育機関である。USPは、フィジー国の首都スバのキャンパスに域内各国から留学生を受け入れるとともに、加盟各国の学生に対し遠隔教育を実施している(2011年度在校生数22,592人のうち48%が遠隔教育学生)。1998年には加盟国のリモート…