2010年11月3日
USP衛星ハブアンテナとJapan-Pacific ICTセンター
12カ国の各キャンパスにおける既存C-band通信衛星ネットワークの機材アップグレードが完了しました。本機材はアジア開発銀行担当分の機材となります。各国キャンパスで導入完了後に取得したデータでは、アップグレード前と比較して平均約3倍のパフォーマンス向上となっています。具体的には、例えばバヌアツのエマルスキャンパスにおいて、Moodle(学習管理システム)から8メガバイトの講義資料をダウンロードするのに、従来は7〜10分時間を要していましたが、アップグレード後は17秒で取得することができるようになりました。
これからさらに、フェーズ2〜4へと導入フェーズを進行させていきます。JICA担当分として本プロジェクトが導入する機材により、さらに大きくパフォーマンスが向上されることが期待されています。