2010年11月24日
ITILセミナーにおける討論中の様子
ITILフレームワークの導入においては、この概念を組織に浸透させることが最重要となります。まずは、ITIL導入の先鋒となるITS(情報技術サービス部)のシニアエンジニアに対し、ITILとは何か、ITILを導入することで組織に対してどのような影響があるのか、ITサービスの提供はどう変わるのか、理解してもらう必要があります。
太田短期専門家が、ITSのディレクターやマネージャーをはじめ、シニアエンジニアに向けたITIL集中セミナーを開催しました。17名のスタッフが参加し、ITILの最新バージョンであるV3の概要から特にUSP ITSにおける導入方針を説明し、ITSにおいてどのプロセスと機能を強化改善する必要があるかを明確にしていきました。
ほとんどすべての参加者は、ITILフレームワークの導入につき、必要であるものと受けとめており、この導入においてハードルとなる事項に対し、組織がチームとなって取り組んでいく必要性を認識しました。このようなセミナーは大変役に立つと高く評価し、ITILの導入については、USP幹部やITS幹部の理解とコミットメントが必須であること、マネージャブルでかつサステイナブルなステップで実施していくこと、そして導入に伴って引き起こされる組織変革についても、意識喚起やトレーニングによって適切に管理されて導入実施がされていかなければならないことが確認されました。