JICA北陸ボランティア理解促進調査団の来訪

2011年2月2日

JICA北陸ボランティア理解促進調査の一環として、Japan-Pacific ICTセンターと本プロジェクトを視察しました。福島チーフアドバイザーおよび村上長期専門家から、本プロジェクトの活動概要とICTセンターの概要を説明し、センター内施設を案内しました。

石川県、富山県、福井県の教育委員会の方々が調査団員であり、調査団の方々も教育者として、遠隔教育における教師と生徒の間のインタラクティブな交流をどのように実施しているのか、そして遠隔教育学生が学習に対するモチベーションを維持するためにどのような方法を用いているのかなど、特にUSPの特色である遠隔教育につき多く関心を持たれていました。USPの遠隔教育は、REACTという新システムを利用し、衛星通信授業も一方向の映像配信ではなく、双方向(1対多)のコミュニケーションができ、どのキャンパスで受講している生徒もリアルタイムで本校の教師と質疑応答ができること、またMoodleという学習管理システムを活用することで、学生の学習進捗を管理し、またオンライン上のディスカッションフォーラムなどで教師と学生のみならず、他キャンパスの学生と議論することができ、実際この機能を活用するコースを急ピッチで増加させていることを説明しました。