Forum ICT Working Group会議の開催

2011年2月7日

大洋州地域でICT関連の活動を展開する機関が集まり、各機関の活動を報告し調整するための会議がJapan-Pacific ICT Centreで開催され、本プロジェクトから福島チーフアドバイザーおよび村上長期専門家がオブザーバとして参加しました。

参加した機関は、USPをはじめ、SPC(太平洋共同体)、ITU(国際電気通信連合)、PITA(太平洋諸国電気通信協会)です。USPからは、昨年実施された大洋州地域教育大臣会合で協議された「大洋州地域におけるICTと教育イニシアティブ」に関する報告と、村上専門家から本プロジェクトの進捗状況について報告をしました。SPC、ITU、PITAからは、4月に開催予定の大洋州地域ICT大臣会合に関するアップデートと、大洋州地域各国で開催予定の各種ワークショップやトレーニングに関する情報が提供されました。さらに、これら4機関がすべて関連する活動として、PacCERT、PIRRC(大洋州地域ICTリソースセンター)、Pacific IGF(大洋州地域インターネットガバナンスフォーラム)につき、意見交換がおこなわれました。

定期的に、このような会合を組織することにより、各機関のICT関連活動の重複を除外し、協力できる/補完しあえる活動を明確にすることで、地域機関が1つのチームとして大洋州地域のICT発展に取り組むことができると評価しています。