地域ICT特別諮問会議およびPacCERT設立準備委員会の開催

2011年2月17日

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PacCERT設立準備委員会の様子

地域ICT特別諮問会議(SIAG - Special ICT Advisory Group)が、2011年2月16日と17日の2日間、SPC(太平洋共同体)スバオフィスで開催され、ポリネシア(トンガ/サモア/クック諸島)、メラネシア(パプアニューギニア)、ミクロネシア(ミクロネシア連邦)のそれぞれの政府代表とPIF、UNDP、ITU、WHO、World Bank等の国際機関の参加のもと、各機関のICT関連の取り組みの紹介と意見交換、そして4月の大洋州地域ICT大臣会合にて協議される予定である”Framework for Action on ICT for Development in the Pacific (FAIDP)”につき、事前協議が行われました。USPからカウンターパートであるITSディレクター、JICAから福島チーフアドバイザーが参加し、USPにおけるICT活動と本プロジェクト活動につき説明、FAIDPに対するUSP/JICAからのインプットをおこないました。

翌17日は、ポリネシア/メラネシア/ミクロネシアのそれぞれの地域の政府代表が来訪しているこの機会を利用して、PacCERT設立準備委員会が開催されました。現在の進捗状況が説明され、村上長期専門家から本プロジェクトのPacCERT設立に関する支援計画と現状課題につき報告しました。会議参加者からJICAおよびUSPのPacCERT設立に対するコミットメントが高く評価され、感謝の意が表明されました。